ガブリアス(全敵マルチ用)
まずは全敵マルチのルールについておさらいしましょう♪
・基本ルール(以下、ポケモン同盟より)
HP回復要素のある持ち物禁止(たべのこし、オボンのみ等、くろいヘドロはトリックなどで回復要素になってしまう可能性があるため禁止にします)
回復要素のある技禁止(やどりぎのたね、ドレインパンチ、いやしのねがい、なまけるなど)
自発的に発動可能な回復特性禁止(さいせいりょくなど、但しちょすいなどの自分で発動できない特性は使用可能です。)
勝敗判定は基本的には最終的に手持ちのポケモンの数が多い人の勝ちです。
同時落ちの場合は一番最後にポケモンが落ちた人の勝ちです。
「味方に見える隣の敵」同士で同じ数で残った場合はじゃんけんで勝敗を決めます。
言ってしまえば、バトルロイヤルですね。
今回の記事は、そんな修羅環境の中でも抜群の強さを発揮するガブリアスに注目します。
ガブリアス
「旧約聖書『ダニエル書』にその名が表記され、神の言葉を伝える役目の天使『ガブリエル』が発祥とされていたが最近の研究では中国がまだ宋と呼ばれていた時代に存在してたとされる拳法の使い手『珂・歩優李(ガ・ブウリ)』の名から始まったとされている。彼は拳法史上初の空中戦を編み出した張本人とされ、今日メキシコで盛んな格闘技であるルチャの王道技であるフライングクロスチョップの原形を作ったとされている。(中略)。今日、日本では『珂・歩優李(ガ・ブウリ)』の名と縁起の良い言葉としても使われる『明日(あす)』という言葉を合わせてガブリアスと呼ばれているのは有名な話である。」
(民明書房刊「空を目指した者達」より一部抜粋)
今回紹介するのは、オフ会や身内での試合で敵を震撼させた毒々玉ガブリアスについて解説します。
108-130-95-80-85-102
高いですね。Sを3下げてもいい気がします。それでもサザンドラやオノノクスより早いですからね(^^)
それでは毒々玉ガブリアスの紹介です。
・育成例
ようき
実数値(努力値)
183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)
逆鱗、地震、守る、空元気
全敵マルチにおいての地震は言わずもがな。
マルチにおいての逆鱗は前にいる相手にしか撃てないので、隣には空元気を撃ちます。
ドラゴンクローよりも威力が高く、ドラゴンダイブ(以下DDと呼ぶ)よりも安定して撃てるので、とても使いやすいです。
それだけでなく、ガブリアスは本来種族値の高さゆえ、集中砲火されやすいポケモンであるが、自ら毒状態になることにより、狙われる優先順位を下げる意味もあります。
もちろん、状態異常対策になるのでエモンガに空元気や逆鱗を躊躇無く撃てるのも魅力ですね(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
実はガブリアスに毒々玉を持たせる発想は、語りだすと長いのですが、一つ参考にした文献を紹介します。
毒武決命殺法(どくぶけつめいさっぽう)
「古代エジプトでは雌雄を決するために用いられる伝統的な決闘法があった。それが毒武決命殺法(どくぶけつめいさっぽう)である。決闘に出る者はサソリから採取した毒液を飲み1人分しか用意されていない解毒薬を賭けて死力を尽くし戦い合った。毒液が体を周り、死に至るまでの時間はおよそ10分とされ、それまでに相手を倒さなければならなかった。この決闘法は並の神経では挑めるはずも無いことから人生を捧げる覚悟を決めた末に臨んだとされ、挑戦者は勝敗に関わらずは英雄扱いされ人々に拝められたという。今日この決闘法はエジプト政府により禁止されている。また現在、産まれたばかりの赤ん坊に紫蘇の葉を食べさせて子供の健康を願うという風習はここからきている。」
(民明書房刊「よくわかる!世界の決闘法図鑑」より一部抜粋)